英語でなんて言うの?「疑う」の表現

わかりにくい、suspectとdoubtの違い

英語で利用する単語は、シチュエーションなどによって同じような意味の単語がいくつかあり、利用の仕方が違うという事が多いので、英語初心者には非常に厄介です。
疑うという意味の単語にはsuspect、doubtなどがありますが、どういう時にどっちを利用すればいいのか?かなり迷うと思います。

英語を勉強すればするほど、どうしてこれがこっちに利用されるのか?と疑問に思う事が多々出てくるのですが、疑うという言葉の使い分けの仕方を理解しておきましょう。

suspectなのかdoubtなのか

疑うという意味の単語にはsuspect、doubtがありますが、例えば「I suspected that A stole the watch.」「I doubted that A stole the watch.」という例文はdoubt、suspectが利用されていますが、全く違う意味の例文となっています。
suspectを利用している例文の場合、僕はAが時計を盗んだと疑っていたという意味になりますが、このsuspectはI thought A stole the watch、つまりsuspectをthinkに置き換える事が出来ます。

しかしだdoubtの例文は、僕はAが時計を盗んだことを疑っていたという意味になります。
suspectの例文では完全にAが犯人だと疑っていた、でもdoubtの場合、盗んでいないのかもしれないと思っているため、この場合、doubtはdon’t thinkに置き換える事ができ、I didn’t think A stole the watchという例文を作る事が出来ます。

意味が真逆になる事で、置き換える言葉も肯定しているものと否定しているものにそれぞれが置き換える事が出来るという事です。
英語では使い方によって全く違う意味になる事も多いので、この点が日本語と違う怖さになると感じます。
こうした違いを知らずに利用すると、自分が伝えたいことが違うニュアンスとして相手に理解されてしまう事もあり、何かと誤解を生むという事もあります。

doubtとsuspectについても、利用によって疑った、という完全なことから、そうかもしれないという不安定な違いがあり、このニュアンスの差は非常に大きいと感じます。

suspectの場合はAが犯人だと思っているのでthinkに置き換える事が出来る、でも犯人だと疑っている状態というdoubtの場合、don’t thinkに置き換える事が出来るのです。
この違いがある事が分れば、doubt、suspectの使い分けができるようになっていくでしょう。

紛らわしい言葉が多いのが英語

疑うという一つの言葉でも非常に紛らわしい単語があり、でも実際に利用してみると、疑うという言葉は一緒でも、使い方によって全く違う会話になるということが英語の面白さでもあります。

こうした使い分けを覚えると、自信をもって会話することができるようになりますが、逆にこうした違いがあやふやだと、相手に本位が伝わっているのかどうか不安になって会話しにくくなります。
これからビジネスで英語を使っていきたい、多くの国の方と交流したいという場合など、こうした違いをしっかり使い分ける事が出来るようにならなければなりません。
特にビジネス上の表現はビジネス英語専門のスクールに通い学ぶことがコツをつかむことができおすすめです。