ああ、わかりにくいaとtheの違い
英会話を習ったり、英語を深く学べば学ぶほど、本当に英語は難しいと思う事があります。
海外の方が日本語を学ぶと難しいといいますので、母国語以外を学ぶという事はどんな言葉でも大変だろうと思います。
しかし英語というのはsが付くつかないで意味が全く変わってしまったり、こう表現したいと思っていても、何だそれ?と思われる表現となってしまったりします。
例えばaとtheの違い、この違いも苦労します。
英会話を並ぶ、英語を学ぶときに非常に厄介だと感じるこのaとtheの違い、使い方を理解しましょう。
aが付くのはどういう時なのか
学校で英語を学び始めると例えばa studentとかa boyなど、習う事になります。
aが付く単語について、この場合、studentとboyですが、この対象物が一つであることを示しています。
そうなると逆にaが付かない単語というのは、1個、2個と数える事の出来ないものに対して利用されるという事があります。
例えばwater、水についてもaは使いませんし、japanについてもaを利用しません。
日本人の場合、あまりこうしたことにこだわりがないのですが、英語は物の個数、単数、複数ということが非常に重要な事で、複数にすることで意味が変わるという事もありますし、対象物とならないこともあります。
英語をマスターする場合に、この単数、複数という事に深くなっていないと、わかりにくいと思ってしまう事も多くなるのです。
正式名称がある場合にはthe、こう考えるとわかりやすい
aの場合、一つ、二つと数える事が出来ない対象物に対して利用しないという規則がありました。
ではtheについてはどうなのかというと、対象となるものが正式名称という場合にはtheを利用すると考えておくといいでしょう。
例えばアメリカはThe United States of Americaです。
アメリカは他に存在しないものであり、正式名称となるのでtheが付きます。
地球についても、他に存在しない物なのでthe earthと表現できます。
この他にも特定のものに対して話をしているかどうかによってtheを利用するという事もあります。
この場合、文脈、また会話の流れによって表現が変わるという事になります。
こういう部分が英語のわかりにくいところであり、間違いが起こる事になるのです。
犬の話をしている時にその後、犬を指すときにtheを利用します。
前に話をした時に出てきた犬がこの犬ですよ、という時など、その話の中で出てきた唯一の犬、それ以外の犬ではないので、theを利用するのです。
英語はこうしたシチュエーションの違いや以前に話をしたことがあるなどの違いで使う言葉が違ってくるという事があります。
この違いを理解できるようになると、次第に英語もうまくなっていきますし、会話が上手になっていくのです。