ニュアンスの違いでネイティブにおかしいと感じさせてしまう英語表現
英会話ができると思い込み、実際に海外に行ってネイティブな方とお話しすると、相手がん?という顔をすることが何度もあり、大分仲良くなってからあの時のあの表現はおかしいよ、間違っているよと聞くことがあります。
勿論こうして英語を覚えていくわけですし、どんな時にどのようにフレーズや単語、表現をしていくのか理解していくわけですが、おかしいと思われたり、イラッとさせてしまう事もあります。
間違った表現をすることで危険な状態になる事もありますので、間違った表現をしないようにある程度、間違いを理解しておくことが必要です。
日本語ですみませんという時、本来はExcuse me や Thank youと表現すべきなのに、日本人の場合、全部sorryで済むと思っている人もおいのです。
何もかもsorryではなくても、ちょっとすみませんなどのときには謝る事はないのです。
こうした違いなら、丁寧だなとかよく謝る日本人だくらいですみますが、そうもいかないことがあるのです。
ええ?hospitalに行くの?と心配される
それほど大きな怪我じゃないし、でも病院で診てもらった方がいいなという時、海外の友人に「I went to hospital」といったとします。
すると友人はものすごく心配します。
というのも、hospitalというのはアメリカなどの場合、非常に大きな総合病院を指し、こうした病院は大きな手術や入院が必要な人が行く場所なのです。
通常、虫に刺されて悪化したとか、ちょっとした風邪という時には「family doctor」と表現します。
hospitalという言葉を利用すると、大きな病気なのか?と思うので、ひどく心配されるのです。
すごく困った間違い
I like dogとI like dogsの違い、これはかなりの違いです。
複数形のdogs、「s」を忘れてしまうと、この場合意味がかなり違う事になります。
犬が好きという時に、sを使わないと犬の肉が好きという事になってしまうのです。
そのため、必ずsを付けて複数形にすることが大切です。
またお話したいんだけど・・・といいたくてWe need to talk.というフレーズを利用すると、「話したいんだけど!!」と別れ話を切り出すフレーズとなってしまう事が多いので、ちょっと話をしたい、久しぶりに話をしたいという時には、We need to catch up.という表現を使う方が安心です。
その他にも、目の色が黒いねという時にblack eyesといわずに、dark brownなどといいます。
black eyesと表現すると殴られて目の周囲があざになっているという意味になるのです。
英語の場合、単数と複数の間違いで大きな表現の違いになったり、ちょっとしたフレーズの違いで全く違う意味になる事もあります。
英語を学び始めたばかりの日本人という事がわかってくれていれば、何かの間違いだな?と思ってくれますが、そうではない場合、この人何言っているの?という事になるので、こういう違いをはっきりさせてお話をするという事が大切です。