英語でなんて言うの?「思う」「考える」の表現

「考える」「思う」・・・thinkなのかsupposeなのかそれともconsiderなのか

英語は紛らわしい、同じ意味を持つ言葉がいくつもあって、それをどこでどのように利用するかで意味が変わる・・・となると、なかなか英会話というのは難しいと感じてしまいます。
こういう時にはthinkでいいのかなと思って使ったら、海外の友人にそれはおかしいよ、そういう時にはconsiderを使わないと・・・といわれたり、supposeでいいだろうと思って論文を書いたら、この場合thinkだと指摘されたり、この利用の仕方をしっかり理解していないと恥ずかしい思いをすることもあるのです。

しかし英語も日本語も、習い始め、勉強している最中はおかしい言い回しを指摘されながら覚えていくものですから、恥ずかしい思いをすればするほど英語が上達すると考えていきましょう。

じっくり考えたいという時に利用するのがconsider

何か物事を考える時に、じっくり時間をかけて自分の頭の中で整理して考えたいという時に利用するのがconsiderです。
例えば何かをじっくり考え、結論を出すときにI consider it meaningless.という使い方をします。

このconsiderの場合には、何かをじっくり考えて結論をはっきり出すときに利用する言葉で、regard、deemなども同じ意味です。
でも今これを取り入れるとまたわかりにくくなってしまうので、今回はconsiderについて、熟慮してから結論を出すときに利用する単語と覚えておきましょう。

自分がどのように感じているか、その意見を述べる時にはthink

実際に自分が肌で感じたことについて、その意見を述べるという時などによく利用されるのがthinkです。
このthinkを利用する時には誰かが考えているとか、その他の考えという事ではなく、いつも主観的なニュアンスの時、また本当はどうなのかわからないなど確信が持てない時などに利用します。

例えば、I think he is lying.彼は嘘をついていると「思う」という時、I think he likes me.彼は私が好きだ「思う」など、いずれも考え方が主観的で、しかも確信が持てない場合に利用しています。

たぶんそうだと思う時に利用するのがsuppose

たぶんそうだろうなーと思う時、こうなんだろうなと考える時に利用するのが、supposeです。
この場合、その考え方に自信が持てないという時に利用します。
例えば、I suppose everything is going to be all right.多分すべてうまくいく、この場合、上手くいくと思う、でも半信半疑という状態です。
こうだと思うけれど実際そうなるかわからないという意味で、supposeを利用しています。

考えるという言葉についても英語では、suppose、think、considerなどその時によって色々な言葉があり、これらの言葉についても類義語があります。
そのため、いつどういう時にどんなふうに利用すればいいのか?と迷う事が多くなってしまうのですが、たくさんの例文、会話を覚えて、どう使っているのかという事を理解していけば、次第に使い分けができるようになります。