英語でなんて言うの?「話す」の表現

「話す」の英単語って多すぎる?

言葉を話すという時に利用するのがspeak、親と話をしている時にはtalk、ああ面倒くさい!!どうして同じ意味なのに言葉がいくつもあるんだろう?と英語が嫌いな人は本当に面倒と感じるでしょうけれど、この使い分けがしっかりできるようになれば、英語は格段にうまくなります。

こうした使い分けをしっかり行わずに、まあ向こうの人には日本人だから多分こういっているんだろう?と案じてくれると思う方もいますが、社会人になってビジネスの上で英語を話すようになっても、この違いが判らずそのまま・・という事では恥ずかしい限りです。
使い分けをしっかり理解し、ネイティブスピーカーになれるようにどりょくしましょう。

talk・tellはこう使う

話し相手がいる状態で相手と会話をするという時に利用するのがtalkです。
Aさんとお話をするという時にはtalk to Aなどと表現し、話題について話す場合、例えばBについて話をするという場合にtalk about Aという使い方をします。
相手に対してあなたは何を言っているの?という時、What are you talking about?など、会話する相手がいる時に利用するのがtalkと覚えておきましょう。

話の内容を相手に伝えたいと思う時、また自分が何かを考えている時に利用する場合、つまり、伝達という意識がある場合にはtellを利用します。
AさんにBを話すという時にはtell A Bなどと使い、Aさんに○○してくれるように伝えるなどの場合、tell A to doという使い方をします。
Tell me how to do it! どうすればいいのか教えて?という時にも何をすればいいのか私に伝達してくださいという事になるので、この場合はtellが利用されます。

speak・sayの使い方

何かを伝えるために口から発する言葉そのものに重点を置く場合、speakを利用します。
この場合、音を発するという感覚で利用します。
例えば私は日本語を話しますという場合はspeakです。
英語を学びはじめてすぐに習う、「Can you speak English?」の場合も、英語を発する事が出来るかという意味に捉える事が出来るのでこの場合もspeakです。

意見をはっきり相手に伝えたい、また新聞などの内容について相手に伝える時などに利用するのがsayです。
Please say something to me.私に何か言ってほしい、The newspaper says he is the criminal.新聞によると、彼が犯人としているなどの利用があります。

話すという言葉を利用する時にも英語の場合、いくつかの単語を利用するので、何をしたいのかという事がポイントになります。
日本語は話すという言葉ですべてが通じますが、英語の場合は何をしたいのか、何に重点が置かれているのか?という事で、speakなのかtalkなのか、それともsayなのかtellなのか利用する単語に違いが出るので、この点が難しいところです。

でも利用の仕方をしっかり覚えてしまえば、自然と会話の中で使い分けができるようになっていきますので、例文などをよく読み使われているシチュエーションを考えてみるといいでしょう。