日常生活でよく利用する「眠る」という言葉
英語というのは難しい・・・と最初から決めつけてしまうと、本当に難解なものとして苦手意識が脳にしっかり入り込んでしまうので、英語は楽しいという気持ちを持っておきたいものです。
しかし、英語の言葉の意味も、ちょっと違うとかなり違う状態になるので、やはりしっかり違いなどを知っておくべきことがたくさんあります。
例えばsleepという言葉、asleep、go to sleep、get to sleepと同じ眠る、寝るという意味の言葉でも、使い方、シチュエーションなどによって言い回しが大きく変わるという事が厄介なところです。
睡眠、寝る、眠るという言葉は日常生活の中でよく利用する言葉となりますので、理解しておくと英会話の中でかなり役立つでしょう。
sleepは眠る状態が継続するということ
睡眠という言葉といえば、sleepが出てくると思いますが、これは、動詞で寝るという意味があり、名詞では睡眠という意味があります。
寝るという意味で利用する場合に間違いが起きるものとして、眠るという状態こそsleepという言葉になるのだという事を理解していないという点です。
How long did you sleep last night? 昨日の夜は何時間寝ましたか?という英語ですが、これをよく間違えて、What time did you sleep last night?としてしまう事があります。
What timeというのは何時という言葉になりますが、何時と寝ている状態を表すsleepが両方登場している状態です。
動詞のsleepを利用する場合、眠っている状態、睡眠が継続している状態という事を意識しておくと、どのように英語を使えばいいのか考えやすくなります。
例えば、30分寝ましたという場合には、I slept for half an hour よく眠れましたか?と聞く場合には、Did you sleep well?などの使い方をします。
では名詞のsleep、睡眠ということで利用する場合には、例えば昨日はあまり眠れていないんだ I didn’t get much sleep last night.などの使い方をします。
ややこしい表現がある
寝るという時でも眠りに落ちるという事でも、日本語の場合眠るという言葉を利用しますが、英語の場合、眠りに落ちるという場合には、sleepではなくasleepとなります。
寝ているという形容詞になるasleepに~の状態に陥るという意味のfallという言葉がくっつくことで寝ている状態、つまり眠りに落ちるという意味になるので解釈が難しい・・・と感じます。
日本語には一つの言葉で色々な意味を表すという事がありますが、英語の場合、一つの言葉の意味でもいくつかの単語の違いがあるため、こんがらがってしまう事が多いのです。
こうした睡眠、眠るという事についての単語や会話も、sleepの使い方によって意味が違って来たり、おかしいと感じる言葉になるので、どのように利用すればもっとも適した言い方になるのかという事をしっかり学ばなければなりません。